水系接着剤「バンダーA」の特長や用途を紹介

水系接着剤は、水を溶媒としているため有毒ガスの発生や引火の危険性がない、安全性の高い接着剤です。
従来品は環境に優しい反面、溶剤系接着剤と比較して接着力が弱いという弱点がありました。
今回は、弊社で製造しているバンダーAについてご紹介します。

バンダーAとは

バンダーAは、ウレタン樹脂とクロロプレン樹脂をベースとした一液型の接着剤です。
異なる樹脂やゴム、帆布の接着に適しており、従来の溶剤系接着剤よりも臭いや人体に対する影響がほとんどありません。
このように作業環境にもたいへん優しいので、社員の方の健康面や環境面に配慮している企業様にもおすすめです。

バンダーAの性状は以下の通りです。

性状規格値等
主成分ウレタン樹脂・クロロプレン樹脂
溶媒
形態粘稠液体
白~淡黄色
硬化条件1液・常温~100℃硬化
不揮発分51.0 ± 2%
粘度3,400mPa・s (20℃代表値)
オープンタイム30~360分 (20℃)
最適塗布量(目安)多孔質の場合  250~500g/㎡
非多孔質の場合 150~250g/㎡
希釈・洗浄水(固化前)

バンダーAの用途

バンダーAの用途には、以下のようなものがあります。

  • 塩化ビニル・スチロール・ABS・ポリカーボネート等の樹脂同士の接着
  • 各種樹脂のと種々の材質との接着(金属・PP・PEは除く)
  • 多孔質素材の材料の接着
  • 木材・合板と樹脂の接着

バンダーAの特長

次に、バンダーAの特長を見ていきましょう。

  • 有機溶剤中毒予防規則(有規則)に該当しない
  • 臭いが少なく、人体に対する影響もほとんどない
  • 耐熱性が一般的な溶剤系接着剤よりも高い
  • 被膜が柔らかく追随性がある
  • 糸引きがない
  • 樹脂に対する接着力が強い
  • 水で希釈して使用できる

溶剤系接着剤と比較して、臭いや人体への悪影響がほとんどないことから、作業環境を選ばず、また従来の水系接着剤では難しい樹脂への接着も得意としています。
また、危険物ではないことから、消防法上の管理も不要です。

バンダーAの使用方法

最後に、バンダーAの使用方法を説明します。

①塗布

バンダーA を、接着したい基材双方の表面に塗布します。
この時、バフ掛け等表面加工をすると接着力が上がります。

②圧着

バンダーAが乾燥すると表面に半透明の塗膜ができるので、それを確認したら圧着します。
乾燥時間を早めたい場合、温風などを塗布面に当てると短縮できます。

③乾燥

圧着したら、残りの水分が抜けきるまでしっかりと乾燥させます。

まとめ

バンダーAのご紹介をさせていただきました。
溶剤系接着剤だと取り扱いの安全性や臭いが気になる、環境に優しい接着剤を探している、接着力の強い水系接着剤をお求めの方にバンダーAはおすすめの製品です。
カタログや製品詳細もございますので、是非一度お問い合わせください。

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